2012年 04月 16日
寄りそうこと |
今、時の感覚が一ヶ月ずれている。4月も半ばを過ぎたのに3月のように思える。母が亡くなった1月がどうやらとんでしまったよう、、。この本を読んでみたい。
東京新聞 自著を語る 森岡正博 著「生者と死者をつなぐ」から
亡くなった人が、以前と同じ姿で戻ってくることはない。しかしこの世から消え去って無になったわけではなく、なにか別の形に姿を変えて、生き延びた私たちを見守ってくれているのである。
生きるとは、亡くなった人たちとコトバにならない対話をしながら、自分の人生を見定めていくことである。世界は「死者」によって優しく満たされており、宗教の言語使わなくても、そのことをきちんと説明できるはずだ。
世界は死者によって優しく満たされている、、、。こんなことばに出会えてよかった。今、生きてる人も、今なくなっている人も、時を同じく過ごしてる、、。母に、生前と同じように問いかけをする。当たり前だが、声はきこえず、こころのなかにも、まだ聞こえてこない。ああ、ほんとうにいないんだなぁ、、と思う。わたしは、「あちらの世界」ってあると思うほうなので、楽しんでくれているだろうはずの母に、あまり問いかけをしても悪いような気もする。この歳になっても、もう一度自立、、ってことを感じる。でも、やっぱり声がきけたらいいのに、、。
東京新聞 自著を語る 森岡正博 著「生者と死者をつなぐ」から
亡くなった人が、以前と同じ姿で戻ってくることはない。しかしこの世から消え去って無になったわけではなく、なにか別の形に姿を変えて、生き延びた私たちを見守ってくれているのである。
生きるとは、亡くなった人たちとコトバにならない対話をしながら、自分の人生を見定めていくことである。世界は「死者」によって優しく満たされており、宗教の言語使わなくても、そのことをきちんと説明できるはずだ。
世界は死者によって優しく満たされている、、、。こんなことばに出会えてよかった。今、生きてる人も、今なくなっている人も、時を同じく過ごしてる、、。母に、生前と同じように問いかけをする。当たり前だが、声はきこえず、こころのなかにも、まだ聞こえてこない。ああ、ほんとうにいないんだなぁ、、と思う。わたしは、「あちらの世界」ってあると思うほうなので、楽しんでくれているだろうはずの母に、あまり問いかけをしても悪いような気もする。この歳になっても、もう一度自立、、ってことを感じる。でも、やっぱり声がきけたらいいのに、、。
by anthony0174
| 2012-04-16 13:47
| 本
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